DIY可能?:遮熱、断熱の効果は最大2℃、屋根と壁のプロが塗料の効果について考えてみた。

猛暑がくると嵩むのが電気代、「エアコンは体に悪い」は昔の話、暑い日は熱中症にならないように室内の温度管理と水分補給は現代では必須です。昔よりも住宅の気密性も高まっていることや、エアコン性能も高まっているとは言え、抑えたいのが電気代です。遮熱塗料を塗ると電気代はどれだけ節約できるのか?その仕組みを考えてみたいと思います。

目次

遮熱塗料、断熱塗料にはどんなものがあるか?耐用年数は?

日本特殊塗料、関西ペイント、エスケー化研、日本ペイントなどメーカー各社から様々な商品が販売されています。ウレタン系、シリコン系など種類や価格も豊富なので購入前に比較し用途に合ったものを選びましょう。
中にはDIYで使われるものもあります。例えばですが、エアコンの室外機をDIYのカバーで囲ってそこに遮熱塗料を塗るとか。
ただし、それぞれ耐用年数があるので、一度塗ったら終わりでなく、定期的にメンテナンスすると良いでしょう。メーカーによっては耐用年数の明記がないものがありますが、おおむね5~10年と考えてください。
スプレータイプやクリアタイプなど用途に合わせて塗ってみて下さい。とくに室外機に直接日光が当たっているような場合は検討してみて下さい。

遮熱と断熱の違い

この二つはよく混同されがちですが、わかりやすく言うと以下の様になります。

遮熱:日射を反射させる
断熱:外気温を伝わり難くする

例えば、断熱は夏も冬も効果を発揮しますが、遮熱の場合は光を反射するだけなので夏の日射には効果がありますが、冬に効果はないという事です。二つの違いがお分かりになったでしょうか?

断熱&遮熱の効果は最大3℃?屋根と壁で効果は違う?

メーカーの実験結果から最大で3℃室温に差が出たというデータがあります。エアコンの設定温度3℃抑えるとおよそ10%程度の節電効果があるといわれていますから断熱&遮熱の節電効果は大きいですね。
夏場、部屋が暑い、電気代がかさむという方は一度検討してみては如何でしょうか?
また屋根と壁とでは期待される効果に差があります。

  1. 屋根の断熱材
  2. 屋根の断熱塗料
  3. 屋根の遮熱塗料
  4. 外壁の断熱材
  5. 外壁の断熱塗料
  6. 外壁の遮熱塗料

のような順で検討してみて下さい。以下は弊社でもオススメしている断熱塗料です。

遮熱も断熱も出来る塗料-ガイナ GAINA

断熱性能に特化した種類のセラミックを中心に、アクリルシリコン樹脂とのハイブリットにより塗料化に成功したのが、ガイナです。その結果、これまでの常識を覆し驚異の断熱効果を発揮するとともに15にも及ぶ機能によって、ガイナは住まいの性能を劇的に向上させます。
また、ガイナを塗るだけで、夏は涼しく、冬暖かに 。住宅の屋根・外壁、内装に塗ると、太陽光線や熱、音や汚れなどを跳ね返し、断熱・遮熱などの効果を発揮。加えて、太陽光線や照明の光を受けたセラミックが、イオン化作用をもたらし、室内の空気質を改善。マイナスイオンとプラスイオンのバランスがとれた心地よい状態になります。


夏場、帰宅してムッとするような部屋の暑さは誰にとっても嫌なものです。
今回は屋根や外壁といった住宅の外から考えてみました。今後は住宅の内側から部屋の快適さを向上させる方法を書いてみたいと思います。

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